長崎県松浦市のエミネントスラックス(前田周二社長)は19日、同市志佐町の工場内に常設ショップをオープンする。同日からのオープニングセールでは、ジャケットやドレスシャツなど百貨店向けのブランド商品を全品7割引きで販売(売り切れ次第終了)する。
同社は新型コロナウイルス感染拡大に伴う百貨店など商業施設の休業や販売会中止などで、受注しても出荷や販売ができない状況が続いていた。このため、常設ショップを工場に開設して直販事業に力を入れる。
ショップでは同社製のスラックスを2千円(税別)から、同社など3社が共同で製作するオーダースーツブランド「ウエストリー」(予約制)も3万9800円(税別)からの工場直販価格で販売する。
工場内の別会場で開くオープニングセールにはブランド商品約2千点を用意。デザイン、サイズも豊富に取りそろえている。ショップの営業時間は午前9時~午後5時。6月中は休まず営業。問い合わせは同社(電0956.72.0326)。
松浦・エミネントスラックスが工場内に常設ショップ 直販事業に注力
長崎新聞 2020/06/19 [16:00] 公開