諫早市小長井町の「小深井」バス停下に、ブドウの形をしたオブジェがある。近くの住民の遊び心から生まれた“変わり種のフルーツ”だ。
黒やマスカット、黄色の“実”は、船の係留に使う丸い浮き。国道沿いに点在するフルーツバス停の見物客に楽しんでもらおうと、住民が使われなくなった浮きを活用し、約1年前に作った。約1.6メートルの木の周りに浮きを結び付け、色落ち部分はスプレーで着色したという。
トマト型のバス停から3メートル下の空き地にあるため、国道から見えない。新型コロナウイルスの影響で見物客も遠のいていたが、“隠れキャラ”を探して、出掛けてみては?