釜山で旅客機火災、全員脱出 避難時に軽傷者

2025/01/29 [00:55] 公開

28日、韓国・釜山の金海国際空港で火災が発生した旅客機(関係者提供・聯合=共同)

28日、韓国・釜山の金海国際空港で火災が発生した旅客機(関係者提供・聯合=共同)

  • 28日、韓国・釜山の金海国際空港で火災が発生した旅客機(関係者提供・聯合=共同)
  • 28日、韓国・釜山の金海国際空港で、火災が発生した旅客機の消火に当たる消防隊員(聯合提供、ロイター=共同)
大きい写真を見る

 【ソウル共同】韓国国土交通省によると、南部釜山の金海国際空港で28日午後10時15分ごろ(日本時間同)、香港に向け出発準備中だった韓国の格安航空会社(LCC)エアプサン391便エアバスA321の機内後方で火災が発生した。消防当局は乗客乗員約180人が全員避難したとしている。韓国メディアによると、避難時などに軽傷者が出た。

 軽傷者は数人から十数人という。報じられた映像などによると、乗客らは緊急脱出スライドで避難した。炎と煙が旅客機全体に広がり、午後11時半ごろ鎮火した。当局が火災の原因を調べている。

 韓国では昨年12月末、南西部の務安国際空港でLCCチェジュ航空の旅客機事故があり、179人が死亡した。