長崎県内の百日ぜき、今年の累計85人に…2018年以降で最多 1週間で30人【24日発表】

長崎新聞 2025/04/25 [10:45] 公開

長崎県内・新型コロナ感染者数

長崎県内・新型コロナ感染者数

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長崎県は24日、14~20日の県内感染症発生動向調査速報を公表。けいれん性のせき発作を起こす百日ぜきは1週間で30人の報告があり、今年の累計は85人。現在の統計方法になった2018年以降、最多だった19年の1年間の累積報告数(70人)を超えた。
 ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎は、県内31の小児科定点医療機関で前週比21人減の281人。1医療機関当たりは9・06人だった。
 前週から定点調査の報告が始まった、インフルエンザや新型コロナウイルスなど、上気道炎や下気道炎の症状がある急性呼吸器感染症(ARI)の報告数は県内51の定点医療機関で3677人。1医療機関当たりは73・54人だった。
 県内51定点医療機関で、インフルエンザは前週比5人減少の53人(1医療機関当たりは1・04人)、新型コロナは前週比42人減の49人(同0・96人)の報告があった。