長崎県職員らでつくる県職員生活協同組合は20日までに、資産を約8800万円過大に計上する不適切な会計処理があったと明らかにした。これにより約8千万円の債務超過に陥っていることが分かり、出資金の払い戻しを凍結している。
同組合は組合員の出資金で運営し、県庁など9カ所で売店を営業。組合員約7200人、出資金計約5700万円。出資金は脱会時などに組合員に払い戻される。
同組合によると、最近売店事業の資金繰りが悪化し、改めて会計を精査していた。7月の通常総会で約4700万円の赤字決算を報告したが、その後の調査で、実際は回収されている未収金や売掛金が適切に処理されていないなどの事例があり、資産が過大に計上されていることが判明した。実際の累積赤字は1億3千万円以上に上った。
同組合は11月末に県央、県北、壱岐、対馬、五島各振興局と県交通局など6カ所の売店を閉店。今後は弁護士や税理士を交え、不正の可能性も含めて調査を進めるとしている。
同組合は組合員の出資金で運営し、県庁など9カ所で売店を営業。組合員約7200人、出資金計約5700万円。出資金は脱会時などに組合員に払い戻される。
同組合によると、最近売店事業の資金繰りが悪化し、改めて会計を精査していた。7月の通常総会で約4700万円の赤字決算を報告したが、その後の調査で、実際は回収されている未収金や売掛金が適切に処理されていないなどの事例があり、資産が過大に計上されていることが判明した。実際の累積赤字は1億3千万円以上に上った。
同組合は11月末に県央、県北、壱岐、対馬、五島各振興局と県交通局など6カ所の売店を閉店。今後は弁護士や税理士を交え、不正の可能性も含めて調査を進めるとしている。