ゆうちょ銀の全国カレンダーでフルーツバス停採用 鮮やかな空、菜の花撮影

2019/11/08 [00:06] 公開

フルーツバス停の写真が「ゆうちょマチオモイカレンダー」に採用された川原さん=諫早市、STUDIO MILK

フルーツバス停の写真が「ゆうちょマチオモイカレンダー」に採用された川原さん=諫早市、STUDIO MILK

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 全国47都道府県の風景を収めたゆうちょ銀行の「ゆうちょマチオモイカレンダー2020」に、長崎県諫早市のプロカメラマン、MILK(本名・川原孝子)さんが撮影した同市小長井町の「フルーツバス停」の写真が採用された。MILKさんは「諫早の風景が長崎県代表に選ばれてうれしい。幅広い世代にフルーツバス停を知ってもらい、足を運ぶきっかけにしてほしい」と喜びを語った。
 MILKさんは同市久山台にフォトスタジオを構え、全国展開の雑誌などの撮影を手掛ける。異業種の女性によるグループ「諫早もりあげガールズ」の一人。
 採用された写真は、四国・九州・沖縄(12県)版の4月分。小長井町の井崎バス停と菜の花が咲き誇る情景を撮影。イチゴ形の赤いバス停と黄色い花、青空を鮮やかに映し出した。
 巻頭のクリエーターコーナーにも選ばれ、「おもてなしが広がるマチ」と題して、「和の文化」で留学生をもてなす活動などを紹介。小長井郵便局の藤山洋敏局長もフルーツバス停の由来や同局で作成した「風景印」をアピールしている。
 カレンダー(A4判)は全国延べ1700人のクリエーターが町への思いを写真や絵で伝える「マチオモイ帖プロジェクト」と連携して、同銀行が2013年から作製。来年分は全国71万3千部。郵便局や同銀行で配布中。今回、採用されたクリエーターのトークショー(23日・大阪市)にMILKさんも参加、諫早の魅力をPRする。