長崎県佐世保市吉岡町の県立佐世保商業高の家庭部は、2日に開かれる文化祭で、初めてミニ盆栽とミニ食パンを販売する。2年の松山愛菜部長(17)は「一から作るのは大変だった。家庭部の伝統になってほしい」と期待を寄せる。
家庭部は、料理の技能を学んでおり、33人が所属している。盆栽は、見る人の癒やしにしてもらおうと、顧問の山下裕三教諭(51)が提案した。コーヒーカップや湯飲み、貝殻を鉢に活用。市販の観葉植物と組み合わせ、コケの素朴さを引き立てている。
ミニ食パンは料理のスキルアップにつなげる狙い。添加物を使わず、ほんのりとした甘さに仕上げた。
1年の太田優香さん(16)は「盆栽は、容器の雰囲気に合わせて装飾した。大切に育ててほしい」と話した。
ミニ盆栽とミニ食パン きょう文化祭で販売 佐世保商高・家庭部
長崎新聞 2019/11/02 [00:26] 公開