かつての炭鉱の島、長崎市池島町の市立池島小中(坂本浩章校長、3人)で14日、卒業式があり、島でただ1人の中学生、近藤惠大さん(15)が9年間を過ごした学びやを巣立った。
近藤さんは小学6年の時に転入生が来るまでの約6年間、兄雄大さん(18)と兄弟2人の学校生活を送った。3年前、卒業した雄大さんと入れ替わりで中学生に。授業を受けるのは基本的に1人だが、市立外海中と交流があるほか、部活のバドミントンは先生と一緒に頑張った。「1人だと同じ年代がいなくて意見の共有が難しかったが、積極的な活動もできた」と振り返る。
式では坂本校長が「これまでの学びに自信と誇りを持ち、笑顔で歩んでほしい」と式辞。近藤さんは「どんなときも前向きでいられたのは、仲間や先生方、家族の支えがあったから」と感謝を添え「門出のことば」を述べた。4月からは島外の高校へ通う。「将来は誰かの役に立つ仕事に就きたい」と話した。
近藤さんは小学6年の時に転入生が来るまでの約6年間、兄雄大さん(18)と兄弟2人の学校生活を送った。3年前、卒業した雄大さんと入れ替わりで中学生に。授業を受けるのは基本的に1人だが、市立外海中と交流があるほか、部活のバドミントンは先生と一緒に頑張った。「1人だと同じ年代がいなくて意見の共有が難しかったが、積極的な活動もできた」と振り返る。
式では坂本校長が「これまでの学びに自信と誇りを持ち、笑顔で歩んでほしい」と式辞。近藤さんは「どんなときも前向きでいられたのは、仲間や先生方、家族の支えがあったから」と感謝を添え「門出のことば」を述べた。4月からは島外の高校へ通う。「将来は誰かの役に立つ仕事に就きたい」と話した。