大浦署はこのほど、長崎市の千々峠で小型無人機ドローンを活用した山岳遭難者の救助訓練を実施した。
ドローンを所有する総合ケーブル社(同市香焼町)の社員や、県山岳連盟長崎登高会のメンバーも参加。千々峠の山中で遭難事故が発生したという想定で、署員15人が2組に分かれて平山町方面から登った。山頂では総合ケーブル社の社員がドローン1機を操作し、発炎筒をたいていた遭難者を上空から発見する手順などを確認した。
橋口義彦地域課長は「ドローンを使えば、いち早い現場の状況確認などが可能になる。今後、活用の幅を広げていければ」と話した。
山岳遭難捜索でドローン活用 大浦署、千々峠で訓練
長崎新聞 2019/10/06 [15:00] 公開