長崎県対馬市の比田勝尚喜市長(65)は27日、市役所で会見し、任期満了に伴う来春の同市長選(告示日、投開票日未定)に再選を目指し無所属で立候補すると明らかにした。同市長選の出馬表明は比田勝氏が初めて。
会見で比田勝氏は、日韓関係悪化を受けた韓国人観光客の激減について「交流の重要性を認識しているが、対馬が観光地として持続的に発展していくためには幅広い地域からの誘客が不可欠」と述べ、「(1期目の)4年間で国県とのつながりをつくってきた。2期目は、このつながりをさらに強くし、対馬を豊かにしていきたい」と述べた。
比田勝氏は同市上対馬町出身。西日本短大を卒業後、旧上対馬町職員となり、合併後の同市で農林水産部長、副市長を経て2016年2月の市長選に立候補し、初当選した。
来春の対馬市長選 比田勝氏が再選出馬表明
2019/09/28 [09:36] 公開