石木ダム建設事業に反対する市民団体「石木川の清流とホタルを守る市民の会」は14日、長崎市内で総会を開き、行政代執行に反対する運動を強化することを確認した。
同会は2010年に結成し、長崎市民を中心に約200人が加入。ダム建設反対運動の支援などに取り組んでいる。
総会では反対地権者との連携などを盛り込んだ運動方針を確認。出席者からは「公共事業が豊かな自然を壊すと、どれほど取り返しがつかなくなるか、諫早湾干拓事業を見ればよく分かる」などの意見が出た。代表世話人の西中須盈さん(78)は「民主国家と相いれない石木ダムには断固反対しなければならない」と語気を強めた。
超党派で設立した「石木ダム強制収用を許さない議員連盟」からも林田二三東彼杵町議と八木亮三長与町議が出席した。
反対運動の強化を確認 「石木川の清流とホタルを守る市民の会」
2019/09/15 [10:54] 公開