長崎4区選出の自民党衆院議員、北村誠吾氏(72)=岸田派=が、11日の内閣改造で地方創生兼規制改革担当相として初入閣することが固まった。北村氏は長崎新聞社の取材に「国民あっての政治を念頭に、日本のため、地元のために頑張りたい」と語った。
北村氏によると、10日夕、安倍晋三首相から電話で入閣要請があり「私でよければお使いください」と答えたという。
北村氏は長崎県北松小値賀町出身。早稲田大政経学部卒。2000年6月に衆院議員に初当選し現在7期目。防衛副大臣や衆院沖縄・北方問題特別委員長などを歴任した。現在は党総務会副会長や党県連会長を務める。
長崎県選出の国会議員が入閣するのは、民主党政権下の10年9月に文部科学相に就任した高木義明氏以来となる。