佐世保鎮守府開庁と佐世保港開港130年を記念し、佐世保観光コンベンション協会が監修した山崎製パンのランチパック「ビーフシチュー」が7月1日から発売される。山崎製パンの担当者らは17日、佐世保市役所を訪れ、朝長則男市長に報告した。
協会によると、ビーフシチューは佐世保鎮守府の司令長官も務めた東郷平八郎が日本に伝えたとされ、佐世保でも「海軍さんのビーフシチュー」として親しまれている。山崎製パンは旧日本海軍のレシピが書かれた「海軍割烹(かっぽう)術参考書」を参考に、4月から試作を重ねた。
試食した朝長市長は「とてもおいしい。市民の皆さんにも、ぜひ味わってほしい」と笑みを浮かべた。山崎製パンの担当者は「子どもでも食べやすいよう、さっぱりしたトマト風味に仕上げた。佐世保鎮守府についても多くの人に知ってほしい」と話した。
九州各県と山口県下関市のスーパーやコンビニエンスストアで2カ月程度販売予定。140~150円。
ランチパック「ビーフシチュー」7月1日から発売 鎮守府開庁と佐世保開港130周年
2019/06/20 [00:00] 公開