被爆医師、故永井隆博士の生涯を紹介する長崎市永井隆記念館(上野町)で、黄緑色の八重桜「御衣黄(ぎょいこう)」が満開となり、道行く人々を和ませている。今週いっぱい楽しめるという。
同館は長崎原爆で重傷を負いながら被爆者救護に尽力し、白血病で亡くなった永井博士の功績、平和への思いを伝えている。八重桜は永井博士の故郷、島根県三刀屋町(現雲南市)から寄贈を受け、2000年に植樹された。
開花が進むにつれて、花弁の中心から赤い縦線が現れる。名前は、爽やかで気品のある色合いが貴族の衣装を思わせることに由来するという。
永井博士の平和への願いが込められたかのような八重桜に、同記念館の永井徳三郎館長(59)は「ここの庭は条件が良いのか、毎年きれいに咲いてくれます」とほほ笑んだ。
同館は長崎原爆で重傷を負いながら被爆者救護に尽力し、白血病で亡くなった永井博士の功績、平和への思いを伝えている。八重桜は永井博士の故郷、島根県三刀屋町(現雲南市)から寄贈を受け、2000年に植樹された。
開花が進むにつれて、花弁の中心から赤い縦線が現れる。名前は、爽やかで気品のある色合いが貴族の衣装を思わせることに由来するという。
永井博士の平和への願いが込められたかのような八重桜に、同記念館の永井徳三郎館長(59)は「ここの庭は条件が良いのか、毎年きれいに咲いてくれます」とほほ笑んだ。