長崎の秋を彩る長崎くんち(10月7~9日)の桟敷券販売が7日、長崎市上西山町の諏訪神社で始まり、待ちわびたくんちファンらが券を買い求めた。
関係者によると、早い人はこの日のために4日午前から並び、午前7時の発売時には約220人が行列。引換券を受け取ったファンらは、お目当ての座席位置を求めて抽選に臨んだ。
販売が始まったのは、10月7日午前7時と午後4時、同9日午前8時20分からの諏訪神社での奉納踊り桟敷券。2日前から並んだという市内の原康広さん(71)は「並ぶのもくんちの楽しみの一つ。太鼓の音や観客の熱気、踊り手の迫力をじかに楽しみたい」と話した。
7日のS席は初日で完売。今月11日からは電話予約を受け付けるほか、ローソンチケットなどでも購入できる。お旅所(元船町)や八坂神社(鍛冶屋町)などの券も順次販売が始まる。諏訪神社桟敷券の問い合わせは同神社さじき運営委員会(電095.821.8596)。