入館200万人突破 海自佐世保史料館 セイルタワー

2019/05/26 [00:01] 公開

200万人目の入館者となり、祝福を受ける烏山君(中央)=佐世保市、セイルタワー

200万人目の入館者となり、祝福を受ける烏山君(中央)=佐世保市、セイルタワー

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 長崎県佐世保市上町の海上自衛隊佐世保史料館「セイルタワー」の入館者が25日、1997年3月の開館から通算200万人を突破した。節目の入館者は同市立日野小5年の烏山煌士君(11)=同市椎木町=で、菊地聡・佐世保地方総監から認定証と記念品が贈られた。
 同史料館は旧日本海軍士官の集会所として使われた「佐世保水交社」の建物の一部を修復し、7階建てに増設して開館。佐世保鎮守府の歴史や海自の活動を解説しているほか、艦艇模型や写真などの史料約5千点を展示している。
 烏山君は父親の朋之さん(45)、母親のルミさん(45)の3人で入館。くす玉を割って祝福を受けた烏山君は「やったー、という気持ち。自衛隊の歴史をもっと勉強したい」と笑顔で話した。
 開館から22年での達成について、同史料館の山本雅隆館長は「今年は令和元年で、鎮守府開庁130年の節目で感慨深い。今後も貴重な史料を分かりやすく展示していく」と話した。