中日本高速道路は18日、東名高速道路などで今月上旬に起きた自動料金収受システム(ETC)障害を受け、広域的な障害が発生した際の危機管理を検討する委員会の初会合を開いた。縄田正社長は冒頭で、復旧に時間を要し、大きな混乱が生じたことに対し「原因の究明、再発防止のための当面の対策を取り急ぎ策定していきたい」と話した。
会合は名古屋市で開かれ、6月中をめどに再発防止策と対応マニュアルを策定する方針を確認した。それに先立つ4月中に原因を究明し、当面の対策を取りまとめる。
会合には東日本高速道路と西日本高速道路の幹部らも参加した。