第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は来年1月1日、前橋市の群馬県庁前発着コース(7区間100キロ)に37チームが参加して行われる。4年連続入賞中の三菱重工は今回も上位候補として本番に臨む。
三菱重工は16年連続29度目の出場。2017年の4位入賞以来、18年8位、19年2位。20年は17位と振るわなかったが、21年6位、22、23年は4位、24年5位と過去8大会で7回入賞している。安定感は抜群だ。
今季から主将を務めるのはマラソンで日本歴代5位となる2時間5分51秒のタイムを持つ山下。昨年はブダペスト世界選手権に出場して、日本勢最上位の12位でゴールした。「これまでのニューイヤー駅伝で一番状態がいい」と本番を心待ちにしている。
山下と並んでエース格の定方は10月の米シカゴマラソンで2時間8分22秒の8位(日本勢2位)でフィニッシュした。チーム最年長の32歳は「どの区間に配置されても、流れをつくることが大事」と自らの役割をしっかり理解している。19、20年にエース区間で区間賞に輝いた井上は「今年のニューイヤー駅伝で初めて区間2桁順位になってしまった。次は盛り返す」と雪辱に燃えている。
若手から中堅の成長も著しい。26歳の吉岡は11月上旬の九州実業団駅伝3区で区間賞を獲得。25歳の近藤、松倉、23歳の守屋らも、今季は5000メートル、1万メートルで自己ベストを出している。外国人区間の4区(7・6キロ)を任せられるコリルは9月の全日本実業団選手権1万メートルで3位に入るなど状態は上向きだ。
前回覇者のトヨタ自動車や上位常連の旭化成、富士通、ホンダ、近年力をつけてきたGMOインターネットグループ、黒崎播磨などライバルが多く、上位争いは混戦が予想される。昨年まで選手、コーチとしてチームを支えてきた松村監督は「前半でしっかり流れに乗って、後半に粘って勝負できるようにしたい」と意気込んでいる。
三菱重工は16年連続29度目の出場。2017年の4位入賞以来、18年8位、19年2位。20年は17位と振るわなかったが、21年6位、22、23年は4位、24年5位と過去8大会で7回入賞している。安定感は抜群だ。
今季から主将を務めるのはマラソンで日本歴代5位となる2時間5分51秒のタイムを持つ山下。昨年はブダペスト世界選手権に出場して、日本勢最上位の12位でゴールした。「これまでのニューイヤー駅伝で一番状態がいい」と本番を心待ちにしている。
山下と並んでエース格の定方は10月の米シカゴマラソンで2時間8分22秒の8位(日本勢2位)でフィニッシュした。チーム最年長の32歳は「どの区間に配置されても、流れをつくることが大事」と自らの役割をしっかり理解している。19、20年にエース区間で区間賞に輝いた井上は「今年のニューイヤー駅伝で初めて区間2桁順位になってしまった。次は盛り返す」と雪辱に燃えている。
若手から中堅の成長も著しい。26歳の吉岡は11月上旬の九州実業団駅伝3区で区間賞を獲得。25歳の近藤、松倉、23歳の守屋らも、今季は5000メートル、1万メートルで自己ベストを出している。外国人区間の4区(7・6キロ)を任せられるコリルは9月の全日本実業団選手権1万メートルで3位に入るなど状態は上向きだ。
前回覇者のトヨタ自動車や上位常連の旭化成、富士通、ホンダ、近年力をつけてきたGMOインターネットグループ、黒崎播磨などライバルが多く、上位争いは混戦が予想される。昨年まで選手、コーチとしてチームを支えてきた松村監督は「前半でしっかり流れに乗って、後半に粘って勝負できるようにしたい」と意気込んでいる。