満開の桜と 歴史ロマン 長崎県各地で見ごろ迎える

2019/04/01 [00:30] 公開

ピンク色の桜が咲き誇る風頭公園。中央の坂本龍馬像が街を見下ろす=長崎市(小型無人機ドローン「空彩3号」で撮影)

ピンク色の桜が咲き誇る風頭公園。中央の坂本龍馬像が街を見下ろす=長崎市(小型無人機ドローン「空彩3号」で撮影)

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 長崎県各地で桜(ソメイヨシノ)が見ごろを迎えた。今年、長崎市では全国で最も早く開花宣言。淡紅色の花びらが、次第に春の風景を彩る中、カメラマンが県内のスポットに足を運んだ。
 長崎市の風頭公園は先週末、満開の桜を楽しむ市民らでにぎわった。小型無人機ドローンで撮影すると、坂本龍馬像を眼下に歴史ロマンを感じるような風景が広がった。雲仙市国見町の県立百花台公園では、来園者が開放的な園内で春の雰囲気を満喫。ソフトボール場周辺の桜並木が華やかな桜色に染まっていた。
 佐世保市小佐々町の大悲観公園のソメイヨシノも見ごろ。通称「平戸八景」の一つとして知られる景勝地で、家族連れらが花見を楽しんでいた。対馬市美津島町のあそうベイパークでは、散策に訪れた住民らを癒やすように、対州馬(たいしゅうば)が桜の下でのんびりと過ごしていた。