プロの舞台人を育成する「ハウステンボス歌劇学院」の第5期生卒業式が1日開かれ、19~23歳の16人が保護者や恩師に見守られながら夢への一歩を踏み出した。
昨年5月に入学。寮生活をしながら洋舞や日舞、メークなどの技術を磨き、卒業試験に合格した。
式で、歌劇学院の坂本和子代表は「自分を信じて諦めなかったからここにいる。まずは初舞台を精いっぱいやってほしい」とエール。卒業生代表の男役、太矢雨音さん(20)=愛知県出身=は「学院での毎日は全てかけがえのない宝物。大きな花を咲かせられるように精進したい」と答辞を述べ、「歌劇ザ・レビューハウステンボス」の歌劇団生とともにテーマソングを高らかに歌った。
9日は5期生だけの最初で最後のステージと芸名発表がある。その後は4チームに実習生として配属され、舞台の経験を重ねる。
HTB歌劇学院 第5期生が卒業 16人、夢へ第一歩
長崎新聞 2019/03/06 [11:10] 公開