長崎県大村市杭出津1丁目の新城漁港で7日、地元の漁師、二島雅秀さん(59)が珍しいナマコを水揚げした。
体長約23センチで、全体的に白っぽく、とげは真っ白。二島さんが同日朝、漁に出たところ、底引き網に青ナマコなどと一緒に掛かっていたという。九十九島水族館(海きらら)によると、色素を持たない「アルビノ」ではなく、白変種とみられる。
2、3年に一度取れるが、売り物にならないから海に放流しているらしい。市職員が見たいというので今回は持ち帰ったという。
白いナマコは希少なことから幸運を呼ぶとされる。譲り受けた市農林水産振興課は「縁起物なので展示するか、水族館に寄贈したい」としている。
幸運呼ぶ?白いナマコ 大村で水揚げ
2018/12/09 [00:09] 公開