九州ならではの新たな魅力を全国に発信する「九州観光まちづくりAWARD(アワード)2024」の表彰式が4日、東京都内であった。長崎県から五島市戸岐町半泊地区の宿泊施設「めぐりめぐらす」が特別賞に選ばれた。
「めぐりめぐらす」は同町の小集落にあった廃校を活用したユニークな宿泊施設。心地よい空間で一人一人の時々のモードに合った「非日常」「考える時間」を提供し、過疎化が急速に進む離島の集落を時代に即した新しい形で再生する試みとして評価された。
審査委員で長崎県出身の俳優、宮﨑香蓮さんが「めぐりめぐらす」の管理人、宮﨑幸汰さん(23)に表彰状を授与。宮﨑幸汰さんは五島市出身で、施設の立ち上げから運営に携わっているという。受賞あいさつで「旅人と地元の人たちをつなぐハブとなり、半泊や五島の原風景を守る努力をしていきたい」などと話した。
同アワードはJR九州が創設。西九州新幹線の開業に合わせ2022年に創設した「西九州観光まちづくりAWARD」のエリアを昨年から九州全域に拡大した。応募のあった個人、団体から「九州観光まちづくり大賞」などを選んでいる。本年度の大賞は地場産の小国杉を多用した喫茶店を運営する会社Foreque(フォレック)=熊本県南小国町=に贈られた。
「めぐりめぐらす」は同町の小集落にあった廃校を活用したユニークな宿泊施設。心地よい空間で一人一人の時々のモードに合った「非日常」「考える時間」を提供し、過疎化が急速に進む離島の集落を時代に即した新しい形で再生する試みとして評価された。
審査委員で長崎県出身の俳優、宮﨑香蓮さんが「めぐりめぐらす」の管理人、宮﨑幸汰さん(23)に表彰状を授与。宮﨑幸汰さんは五島市出身で、施設の立ち上げから運営に携わっているという。受賞あいさつで「旅人と地元の人たちをつなぐハブとなり、半泊や五島の原風景を守る努力をしていきたい」などと話した。
同アワードはJR九州が創設。西九州新幹線の開業に合わせ2022年に創設した「西九州観光まちづくりAWARD」のエリアを昨年から九州全域に拡大した。応募のあった個人、団体から「九州観光まちづくり大賞」などを選んでいる。本年度の大賞は地場産の小国杉を多用した喫茶店を運営する会社Foreque(フォレック)=熊本県南小国町=に贈られた。