「幻のサメ」と呼ばれる希少な「メガマウスザメ」が長崎県で初めて対馬市峰町の海岸で見つかった。福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」によると、日本海側で見つかったのは博多湾に次ぎ2例目。
メガマウスザメは29日朝、峰町沿岸の定置網にかかった。いったん沖に逃がしたが、30日に同町の佐賀(さか)漁港で見つかり、31日に死んでいるのが確認された。体長は5メートル15センチほど。マリンワールド海の中道によると、性別は雌。
メガマウスザメは名前通りの巨大な口が特徴で、プランクトンを捕食する。太平洋やインド洋などに生息しており、今回は対馬暖流に乗り北上してきたとみられるという。
死骸は2日に長崎大で解剖される見通し。同大の山口敦子教授の調査では、世界で確認されたメガマウスは250例以上あり、このうち約30例が日本。山口教授は「どんな繁殖をするのかなど、解剖をすればさまざまなことが分かると思う」と期待を寄せた。
メガマウスザメは29日朝、峰町沿岸の定置網にかかった。いったん沖に逃がしたが、30日に同町の佐賀(さか)漁港で見つかり、31日に死んでいるのが確認された。体長は5メートル15センチほど。マリンワールド海の中道によると、性別は雌。
メガマウスザメは名前通りの巨大な口が特徴で、プランクトンを捕食する。太平洋やインド洋などに生息しており、今回は対馬暖流に乗り北上してきたとみられるという。
死骸は2日に長崎大で解剖される見通し。同大の山口敦子教授の調査では、世界で確認されたメガマウスは250例以上あり、このうち約30例が日本。山口教授は「どんな繁殖をするのかなど、解剖をすればさまざまなことが分かると思う」と期待を寄せた。