【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場で米半導体大手エヌビディアの株価が前週末と比べて一時、18%以上下落した。中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が低コストの生成人工知能(AI)モデルを開発したと伝わり、生成AI開発を巡る半導体投資が市場の予想よりも減退することへの警戒感が広がった。
生成AIブームを背景に、エヌビディア株は2023年ごろから急上昇し、時価総額でも世界上位に躍進していた。ロイター通信によると、エヌビディアの時価総額は5927億ドル(約92兆円)減少したという。