「諏訪神社」電停が移設 交差点改良工事、横断歩道でバリアフリー化 長崎の路面電車

2024/12/22 [11:00] 公開

馬町交差点(後方)から移設した諏訪神社電停。左は改良中の国道=長崎市新大工、伊勢両町

馬町交差点(後方)から移設した諏訪神社電停。左は改良中の国道=長崎市新大工、伊勢両町

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長崎市の路面電車「諏訪神社」電停が東側に45メートル移設された。近接する馬町交差点の改良工事に伴う措置。従来は地下歩道の階段でしか行けなかったが、横断歩道で渡れるようにしてバリアフリー化した。
 国土交通省長崎河川国道事務所によると、東長崎から市中心部に向かう国道34号の下り3車線(右折専用、直進、左折と直進の兼用)を4車線(右折専用、直進2、左折専用)に変更する。朝夕を中心に交通量が多く、追突事故が多発していた。
 3月に着工。横断歩道も新電停側に付け替えた。新電停は今月17日から供用開始した。旧電停は撤去後、右折車線となる。4車線化の完了時期は未定。
 交差点地下の歩道から旧電停に通じていた階段はふさぐ。それ以外の地下部分は引き続き通行できる。