関西エアポートが25日発表した1月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数が前年同月比33%増の229万人で単月として過去最高だった。伸びが続く訪日客需要のうち、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ中国人客の戻りがけん引した。
国際線の外国人旅客数は37%増の189万人で、同様に最高を更新した。コロナ禍前の2019年同月比でも34%増だった。国際線の日本人旅客数は前年同月比20%増の38万人、国内線は6%増の53万人。国際線と国内線を合わせた総旅客数は27%増の282万人だった。
大阪(伊丹)空港の旅客数は12%増の123万人。神戸空港は7%増の27万人だった。