【ワシントン共同】トランプ米大統領は20日、自身のSNSへの投稿で「非関税障壁による不正行為」と題し、8項目を列記した。うち一つに「保護主義的な技術基準」を挙げ、ボウリングの球を使った日本の自動車の安全基準試験を批判した。
トランプ氏は第1次政権で、米メーカーの自動車が日本で売れない理由として「ボウリングの球をボンネットの上に落とす」検査をしているからだと主張した。球を落として「ボンネットがへこんだら、その車は不合格だ。ひどい話だ」と訴えたが、当時のサンダース大統領報道官は「明らかに冗談だ」と指摘した。「為替操作」や「関税と同様の役割を果たす付加価値税」なども指摘した。