そうめん流し店 5月3日オープン 小林甚製麺「手延べのおいしさ味わって」 雲仙・千々石

長崎新聞 2025/04/26 [11:20] 公開

ゆでたての手延べそうめんを味わう関係者=雲仙市、島原手延べそうめん流し「~流~」

ゆでたての手延べそうめんを味わう関係者=雲仙市、島原手延べそうめん流し「~流~」

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長崎県雲仙市千々石町の千々石観光センター敷地内に5月3日、夏場営業の島原手延べそうめん流し店「~流(しずる)~」がオープンする。開店に先立ち25日、同店で試食会があり、運営する老舗製麺所「小林甚製麺」(南島原市西有家町)の小林甚一社長は「手延べそうめんはゆで時間が大事。ぜひ食べてみてほしい」とPRした。
 同社は1908(明治41)年創業。昨年まで40年以上、同センターがそうめん流し店を営業していたが、「こしの強い自社の手延べそうめんを味わってほしい」と、初めての直営店を開業することにした。今夏の集客状況を踏まえ、来年以降も継続するか検討する。
 関係者60人が試食。乾燥させず弾力がある「手延べ生そうめん」などゆでたてのそうめんを卓上の装置で流し、橘湾を眺めながら一足早い夏ののどごしを楽しんだ。
 グリーンコープ生活協同組合長崎の新井資久常務理事は「生そうめんは初めて。こしがありおいしい。景色も最高」と話した。
 営業は8月までの午前11時~午後3時(5~7月は土日祝日のみ)。