長崎市がまとめた2023年の観光統計によると、同市を訪れた観光客は前年比127万600人増(31・4%増)の531万9400人だった。観光消費額は1435億円(前年比38・3%増)で、新型コロナウイルス流行以前の2017~19年と同水準に回復した。
宿泊客は224万8300人(同27・1%増)で、残りは日帰り客。市は、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことや、市内の大型イベントが再開したことなどが、観光動向に影響を与えたと分析。観光消費額増加は、物価高や訪問客の周遊施設が増えたことが要因とみられるという。
外国人訪問客に対する水際措置が撤廃されたことを受け、外国人延べ宿泊客数も25万8226人と、前年の約4万人から急回復。国別では韓国7万7610人、台湾3万6517人、米国2万1418人と続いた。
22年は0隻だった国際クルーズ客船についても、受け入れ再開に伴い、95隻が入港。コロナ禍前の19年と比べると84隻減だが、今年12月末までに158隻が入港予定で、昨年を大幅に上回る見通しとなっている。
市観光政策課の担当者は「コロナからの脱却が数字にも表れた。右肩上がりの回復に、手応えを感じている」としている。
宿泊客は224万8300人(同27・1%増)で、残りは日帰り客。市は、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことや、市内の大型イベントが再開したことなどが、観光動向に影響を与えたと分析。観光消費額増加は、物価高や訪問客の周遊施設が増えたことが要因とみられるという。
外国人訪問客に対する水際措置が撤廃されたことを受け、外国人延べ宿泊客数も25万8226人と、前年の約4万人から急回復。国別では韓国7万7610人、台湾3万6517人、米国2万1418人と続いた。
22年は0隻だった国際クルーズ客船についても、受け入れ再開に伴い、95隻が入港。コロナ禍前の19年と比べると84隻減だが、今年12月末までに158隻が入港予定で、昨年を大幅に上回る見通しとなっている。
市観光政策課の担当者は「コロナからの脱却が数字にも表れた。右肩上がりの回復に、手応えを感じている」としている。