長崎市は18日、昨年ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の構成団体、長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)を特別栄誉表彰した。市の規則では最上位の表彰で、2013年の創設以来3例目。
表彰式は市役所であり、長崎被災協の田中重光会長(84)=被団協代表委員=ら4人が出席。田中会長は「立派な賞をいただき、励みになる」と感謝し、「私たちの運動はまだ目標を達成していない。市民と一緒に被爆地長崎から、平和の声を発信し続ける」と語った。鈴木史朗市長は田中会長に表彰状と記念品料(献金)を手渡し、「被団協のノーベル平和賞受賞は長崎市民として誇りと喜び。被爆80年の節目に核兵器廃絶の声を一層強めていく」と述べた。
長崎被災協は1956年に発足。被爆証言などを通して核兵器廃絶を訴え、被爆者援護の拡充に尽力してきた。市によると、96年に市政功労表彰を受けている。
特別栄誉表彰は市の誇りとなる顕著な功績があり、市の名声を高めた個人や団体が対象。市はこれまで、2013年に日本画家の故松尾敏男氏、21年に柔道家の永瀬貴規氏を表彰した。
表彰式は市役所であり、長崎被災協の田中重光会長(84)=被団協代表委員=ら4人が出席。田中会長は「立派な賞をいただき、励みになる」と感謝し、「私たちの運動はまだ目標を達成していない。市民と一緒に被爆地長崎から、平和の声を発信し続ける」と語った。鈴木史朗市長は田中会長に表彰状と記念品料(献金)を手渡し、「被団協のノーベル平和賞受賞は長崎市民として誇りと喜び。被爆80年の節目に核兵器廃絶の声を一層強めていく」と述べた。
長崎被災協は1956年に発足。被爆証言などを通して核兵器廃絶を訴え、被爆者援護の拡充に尽力してきた。市によると、96年に市政功労表彰を受けている。
特別栄誉表彰は市の誇りとなる顕著な功績があり、市の名声を高めた個人や団体が対象。市はこれまで、2013年に日本画家の故松尾敏男氏、21年に柔道家の永瀬貴規氏を表彰した。