中谷元・防衛相は22日の閣議後記者会見で、ミャンマーで起きた大地震を受け、国際緊急援助隊として現地に派遣した自衛隊の活動を終了したと明らかにした。同日、統合作戦司令官に終結命令を出した。患者数が大幅に減少していることなどを理由としている。
中谷氏は「政府全体として、自衛隊の活動終結後もできる限りの人道支援を模索していく」と述べた。
防衛省によると、C130輸送機が8日、航空自衛隊小牧基地(愛知県)を出発。9日にミャンマー中部、マンダレーの空港に到着し、医療物資約2・5トンを日本の医療チームに渡した。
輸送は1回のみで、C130は既に帰国。