長崎北陽台高の新制服を披露 多様性や機能性重視、来年度から

2024/07/09 [12:00] 公開

来年度導入される新制服=長崎北陽台高

来年度導入される新制服=長崎北陽台高

  • 来年度導入される新制服=長崎北陽台高
  • 新制服を披露したファッションショー=長崎北陽台高
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西彼長与町高田郷の県立長崎北陽台高(大川周一校長、829人)が来年度から導入する新しい制服のファッションショーが6日、同校であった。2028年の創立50周年に向け、生徒の意見も取り入れながら今の時代に合った制服に見直した。
 新制服は多様性や機能性を重視し、同校のイメージカラー「青」を取り入れた。冬服はブルーストライプの長袖シャツにブレザー、スラックス、スカート。校章をモチーフに生徒がデザインしたボタンも採用している。合服にはベストとセーター。夏服は水色と紺色のポロシャツ、チェック柄のボトムがあり自由に選べる。
 ショーでは3年生がモデルや進行を務め、オープンスクールに訪れた中学生、保護者らの声援や拍手で盛り上がった。「シンプルで洗練されたデザイン。入学が楽しみ」と話す女子中学生も。
 昨年度、生徒会長として関わった冨永裕介さん(3年)は「制服のデメリットを解消し、いろんな着こなしができる」と満足の様子。モデルを務めた横尾咲歩さん(同)は「性差がなくなるように配慮されていて多様性の時代に合う。夏服は通気性の面で今までより快適に過ごせそう」と評価していた。