長崎県大村市を中心とする早産児の家族会が23日、同市諏訪3丁目のキッズ&ファミリークリニック出口小児科医院(出口貴美子院長)で開かれ、院内の一室を使ったプラネタリウムの上映があった。全国の病院などで出張プラネタリウムに取り組む山梨県の一般社団法人「星つむぎの村」が県内で初めて実施した。
同法人は病気などで本物の星空を見られない人たちを訪ねる移動式プラネタリウムや、星空観察会などを実施している。大村への訪問は出口院長とのつながりで実現した。
室内の天井に満天の星が映写されると、子どもたちが歓声を上げた。無数の星はやがて線で結ばれ、たくさんの星座が登場。映像は太陽系の惑星を巡り、遠くの銀河まで旅した。
同法人の髙橋真理子代表理事は参加者に「生命の歴史をたどれば最初は宇宙の始まり。命のリレーは途絶えることなく、私たち一人一人につながっている」と語りかけた。
会は同院と「リトルベビーファミリーサロンPetit Bebe」が共催。早産児の家族を含む約80人が来場した。サロンは同市を中心に早産児がいる約40家族が参加し、年に数回集まったりLINE(ライン)グループで情報交換したりしている。
サロンオーナーの延千穂さん(39)は2012年に長男を580グラムで出産。不安を抱えていた。サロンは国立病院機構長崎医療センターで知り合った家族で発足。延さんは「サロンはちょっとした悩みも相談できる。今回はプラネタリウムでのんびり過ごしてもらえれば」と話した。
同法人は病気などで本物の星空を見られない人たちを訪ねる移動式プラネタリウムや、星空観察会などを実施している。大村への訪問は出口院長とのつながりで実現した。
室内の天井に満天の星が映写されると、子どもたちが歓声を上げた。無数の星はやがて線で結ばれ、たくさんの星座が登場。映像は太陽系の惑星を巡り、遠くの銀河まで旅した。
同法人の髙橋真理子代表理事は参加者に「生命の歴史をたどれば最初は宇宙の始まり。命のリレーは途絶えることなく、私たち一人一人につながっている」と語りかけた。
会は同院と「リトルベビーファミリーサロンPetit Bebe」が共催。早産児の家族を含む約80人が来場した。サロンは同市を中心に早産児がいる約40家族が参加し、年に数回集まったりLINE(ライン)グループで情報交換したりしている。
サロンオーナーの延千穂さん(39)は2012年に長男を580グラムで出産。不安を抱えていた。サロンは国立病院機構長崎医療センターで知り合った家族で発足。延さんは「サロンはちょっとした悩みも相談できる。今回はプラネタリウムでのんびり過ごしてもらえれば」と話した。