「昨年の記録超える」 長崎代表・創成館高野球部 甲子園へ壮行会

2024/08/03 [12:00] 公開

「一戦でも多く戦えるよう頑張りたい」と決意を述べる向段主将=創成館高

「一戦でも多く戦えるよう頑張りたい」と決意を述べる向段主将=創成館高

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第106回全国高校野球選手権(8月7日から17日間・甲子園)に長崎県代表として出場する創成館高野球部の壮行会が2日、諫早市の同校であり、選手たちが憧れの舞台での健闘を誓った。夏の甲子園出場は2年連続4度目で、春夏通算8度目。
 同校の中庭で実施。大型ビジョンの選手紹介動画に合わせ、選手、記録員の計21人が一人ずつ駆け足で登場した。生徒や保護者ら約350人の前で、稙田龍生監督が「苦しい戦いが続いたが、聖地甲子園にまた戻れてうれしい。1日でも長く甲子園にいられるよう精いっぱい全員で戦う」、向段泰一郎主将が「昨年のベスト16という記録を超え、一戦でも多く戦い抜けるよう頑張りたい」と決意を述べた。
 山田伸治教頭は「力まず焦らず、普段やっている野球を120%披露すれば結果はついてくる。甲子園で楽しんでほしい」とエール。最後に全員で激励動画を鑑賞し、学校全体の士気を高めた。
 選手たちは3日、同校で出発式に臨んだ後、正午ごろ、JR諫早駅から陸路で関西に向かう予定。組み合わせ抽選は4日に行われる。