今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。一時300円超下落し、節目の4万円を割り込んだ。前週末の米国市場で主要株価指数がそろって値下がりした流れが波及し、相場の重しになった。
午前終値は前週末終値比301円48銭安の3万9979円68銭。東証株価指数(TOPIX)は11・70ポイント安の2789・98。
平均株価は前週末までの3日間で計1200円超上昇したことから、当面の利益を確定する売り注文が出やすかった。前週末の米国市場でIT関連株が売られたことから、東京市場でも半導体株の一角が下落した。