「救急クリニック」餅まきで完成祈願 長崎・西海、来年2月開院予定

2024/08/20 [11:25] 公開

餅まきなどで建物の完成を祈った上棟式=西海市西海町

餅まきなどで建物の完成を祈った上棟式=西海市西海町

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医療法人EMS(松岡良典理事長、鹿児島県南九州市)が長崎県西海市西海町で建設を進めている「西海救急クリニック」の上棟式が17日、現地であり、関係者や市民らが工事の安全と建物の完成を祈った。
 同クリニックは、市内唯一の24時間対応の救急医療機関となる施設で、市が開設を支援。来年2月3日の開院を予定している。
 杉澤泰彦市長やEMS、地元、工事関係者ら約20人が出席。神事の後、餅まきがあった。市民ら約400人を前に松岡理事長が「目的はただ一つ、皆さんの健康を守っていくこと。理念や思いをきちんと反映できるようなクリニックをつくりたい」とあいさつした。
 会場の一角には、心肺蘇生の体験もあり、家族連れなどが手順を学んだ。
 同クリニックは敷地面積約4040平方メートル。鉄筋2階建て約885平方メートル。診療科目は救急科(内科、外科、小児科)、整形外科や脳神経外科など。病床数4床を予定している。