ペットの葬儀や火葬を出張して行う「訪問型ペット火葬オットッテ」(長崎県西彼長与町)は、15日の精霊流しに、今年初盆を迎えるペットのもやい船を出す。高田郷の同社から長崎市の流し場まで、家族の一員だった動物たちを飼い主らが見送る。
オットッテは、環境に配慮したペット火葬専門の火葬車が訪問。自宅にいながら亡くなったペットの葬儀、火葬ができるサービスを提供している。精霊船は家族同様に生きてきたペットを供養したいという飼い主の思いをかなえたいと、2022年から出している。
今年の「オットッテ丸」(全長6メートル)は犬や猫、ウサギ、ハムスターなど約70匹のもやい船。名前を書いたちょうちんに写真を貼り、ペットらしい明るい雰囲気を出す。
飼い主らも飾り付けを手伝っている。長崎市女の都2丁目の会社員、橋本望さん(29)は、子どもの頃に拾って18年共に過ごした愛猫チャッピーの写真を貼った。「穏やかな性格だった。寝る時はそばに寄ってきて、兄弟のようだった」と語った。西彼長与町吉無田郷の高森顕(あきら)さん(67)、由理香さん(62)夫妻は愛犬すずを思い出し「内弁慶だったが、いつも私たちを見守り癒やしてくれた」と感慨深げ。
オットッテ代表の松本あづささん(46)は「飼い主の皆さんの『ありがとう』を亡くなったペットに届け、にぎやかに送ってあげたい」と話した。
オットッテは、環境に配慮したペット火葬専門の火葬車が訪問。自宅にいながら亡くなったペットの葬儀、火葬ができるサービスを提供している。精霊船は家族同様に生きてきたペットを供養したいという飼い主の思いをかなえたいと、2022年から出している。
今年の「オットッテ丸」(全長6メートル)は犬や猫、ウサギ、ハムスターなど約70匹のもやい船。名前を書いたちょうちんに写真を貼り、ペットらしい明るい雰囲気を出す。
飼い主らも飾り付けを手伝っている。長崎市女の都2丁目の会社員、橋本望さん(29)は、子どもの頃に拾って18年共に過ごした愛猫チャッピーの写真を貼った。「穏やかな性格だった。寝る時はそばに寄ってきて、兄弟のようだった」と語った。西彼長与町吉無田郷の高森顕(あきら)さん(67)、由理香さん(62)夫妻は愛犬すずを思い出し「内弁慶だったが、いつも私たちを見守り癒やしてくれた」と感慨深げ。
オットッテ代表の松本あづささん(46)は「飼い主の皆さんの『ありがとう』を亡くなったペットに届け、にぎやかに送ってあげたい」と話した。