十八親和銀行は、顧客の金を着服する不祥事が短期間に相次いで発覚した。会見したふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の五島久社長は「(2件とも)社内のさまざまな防止策の網の目をくぐることとなってしまった」と表情に苦悩をにじませた。
十八親和銀の山川信彦頭取は、着服した行員がギャンブル依存症の状態で治療もしていたと説明。五島社長は「ルールや仕組みで不祥事の発生リスクをゼロにするのは難しい。悩みを持つ社員が周りに相談できる環境づくり、困っている仲間を支え合える組織風土の醸成が重要」と強調した。多重債務や依存症に関する相談・ケアの体制を強化する考えも示した。
山川頭取は「同じような事案がないか調査する」とした。十八親和銀は、取引の不明点などについて顧客の相談に応じる窓口をサービス監査室に設ける。受付時間は月~金曜の午前9時~午後5時。電話0120・333・284。
十八親和銀の山川信彦頭取は、着服した行員がギャンブル依存症の状態で治療もしていたと説明。五島社長は「ルールや仕組みで不祥事の発生リスクをゼロにするのは難しい。悩みを持つ社員が周りに相談できる環境づくり、困っている仲間を支え合える組織風土の醸成が重要」と強調した。多重債務や依存症に関する相談・ケアの体制を強化する考えも示した。
山川頭取は「同じような事案がないか調査する」とした。十八親和銀は、取引の不明点などについて顧客の相談に応じる窓口をサービス監査室に設ける。受付時間は月~金曜の午前9時~午後5時。電話0120・333・284。