活水女子大生が「長崎みやげ」開発 オリジナル『ラッセルケーキ』いかが?

2024/07/14 [11:09] 公開

「ラッセルケーキ」と「ながさき硝子箸枕」を考案して売り出した活水女子大の学生=出島メッセ長崎

「ラッセルケーキ」と「ながさき硝子箸枕」を考案して売り出した活水女子大の学生=出島メッセ長崎

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新たな長崎みやげの開発で地域振興を図ろうと、活水女子大(長崎市)の国際文化学部地域ビジネスコースの学生が、オリジナルの「ラッセルケーキ」とガラス製の箸置き「ながさき硝子(がらす)箸枕」を考案した。長崎市尾上町の出島メッセ長崎で13日に始まった文具や雑貨の祭典「ごほうびフェスタ」で初めて販売している。
 ケーキの商品名は活水学院創立者のエリザベス・ラッセルに由来する。同窓会が学園祭で販売している伝統のケーキを参考に、ナツメヤシの実「デーツ」とクルミを使用。長崎が伝来の地として知られるチョコレートをふんだんに使い、リッチな味わいが楽しめる。フェスタでは280円で販売。学生たちは「大きめのデーツとクルミの食感がポイント」とPRした。
 ながさき硝子箸枕は、同市松が枝町のガラス工房「瑠璃庵」と協力し、商品化した。長崎の市花アジサイの花と葉や「お曲がり猫」の耳と尻尾をそれぞれモチーフにしたセットを用意。フェスタでの価格はいずれも1500円で、1日限定5セットの限定販売。
 学生らは購入者にアンケートを実施し、商品の改善に役立てる。今後、県内のみやげ売り場などに置き、定番化を目指す。
 フェスタでの販売は14日午後4時まで。