バイオセーフティーレベル(BSL)4施設とは

長崎新聞 2025/01/25 [10:56] 公開

BSL施設は、扱う病原体の危険度に応じて4段階に分かれ、BSL4は致死率が高いエボラ出血熱やラッサ熱、南米出血熱など最も危険度が高い「1種病原体」を扱える。室内を陰圧に保ち、給排気口に高性能なフィルターを取り付けるなど厳しい要件がある。世界には60施設以上あるとされる。国内には国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)があるが、業務内容を患者の診断や治療目的に限定している。