人気スポット「龍馬のぶーつ像」修復へ 舵のハンドルが破損、クラファン募る 長崎

2024/09/07 [12:08] 公開

ぶーつ像に足を入れ、景色を楽しむ観光客=長崎市伊良林2丁目

ぶーつ像に足を入れ、景色を楽しむ観光客=長崎市伊良林2丁目

  • ぶーつ像に足を入れ、景色を楽しむ観光客=長崎市伊良林2丁目
  • 舵輪と支柱は現在、応急措置として金具と結束バンドで固定されている
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靴を履いたまま足を入れ、街並みを一望できる長崎市伊良林2丁目の人気スポット「龍馬のぶーつ像」の破損部分を修復しようと、市民団体「亀山社中ば活かす会」が、クラウドファンディング(CF)をしている。17日まで。
 像は、寺町から風頭公園に続く「龍馬通り」の市亀山社中記念館そばにある。1995年、亀山社中創設130周年記念事業で同会が建立した。
 同会によると、破損しているのはブーツ(長さ0・6メートル、高さ0・4メートル)の前に設置された船の舵を切るハンドル(舵輪(だりん))部分。支柱に固定されていることを知らずに回そうとする人がいるため、舵輪と支柱の接続部分が緩んでしまっているという。
 最初に破損が判明したのは2017年。その後金具や結束バンドなどで応急処置をしてきた。今回は募金を活用し、富山県の専門業者に依頼して完全に修繕する予定。
 同会の土肥原弘久さんによると目標金額は100万円だが、3日現在未達成。「落下の危険性はないが、保安・保全のため修理が必要。ぶーつ像を次世代につなぎたい」と話し、協力を求めている。募金は、十八親和銀行東長崎支店(5032980、口座名「亀山社中ば活かす会」)への振り込みや、CFサイト(CAMPFIRE)から受け付ける。