電気事業連合会は6日までの2日間、大阪・関西万博に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」の報道関係者向け内覧会を開き、未来のエネルギーに関する体験展示を公開した。来館者は「タマゴ」の形をした端末を持って館内を巡り、核融合や振動力発電といった約30種類のエネルギーの性質を楽しみながら学べるようにした。
外観は銀色の半球形で、建物自体が卵をイメージしており、割れ目が入り口になっている。端末は来館者の体験に連動して光ったり震えたりし、興味を引き立てる。
電気事業連合会は国内で開かれた過去4回の万博に出展。1970年大阪万博では関西電力の美浜原発から、初めて万博会場へ電気が送られた。