万博に「未来のエネルギー」 電力館、体験展示を公開

共同通信 2025/03/07 [00:03] 公開

電気事業連合会が大阪・関西万博に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」。外観は銀色の半球形で、卵がイメージされている=5日、大阪市此花区の夢洲

電気事業連合会が大阪・関西万博に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」。外観は銀色の半球形で、卵がイメージされている=5日、大阪市此花区の夢洲

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 電気事業連合会は6日までの2日間、大阪・関西万博に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」の報道関係者向け内覧会を開き、未来のエネルギーに関する体験展示を公開した。来館者は「タマゴ」の形をした端末を持って館内を巡り、核融合や振動力発電といった約30種類のエネルギーの性質を楽しみながら学べるようにした。

 外観は銀色の半球形で、建物自体が卵をイメージしており、割れ目が入り口になっている。端末は来館者の体験に連動して光ったり震えたりし、興味を引き立てる。

 電気事業連合会は国内で開かれた過去4回の万博に出展。1970年大阪万博では関西電力の美浜原発から、初めて万博会場へ電気が送られた。