長崎県島原市は2日、島原城築城400年記念事業の一環で10月20日に開催される航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行に伴い、郊外の島原復興アリーナ周辺(同市平成町)に見物客の観覧場所を設ける方針を示した。市中心部の交通渋滞緩和が目的。
2日、市役所であった記念事業実行委で市側が明らかにした。事務局の市しまばら観光課によると、観覧場所は無料開放する予定。島原城などがある中心部から約5キロ離れたアリーナ周辺には視界を遮る高い建物がほとんどなく、平成新山を間近に望める。約500台分の駐車場があり、当日は物産展を開いて飲食などを楽しめるようにする。
同実行委で古川隆三郎市長は「島原はコンパクトな町なので、相当の(車などの)集中が考えられる。公共交通機関とも早急に調整したい」と述べた。
10月のブルーインパルス飛行 無料観覧場所を設ける方針 島原城築城400年記念事業
2024/05/03 [10:35] 公開