長崎県諫早市飯盛町上原の国道251号沿いに整備される市内初の道の駅の建設工事安全祈願祭が9日、現地であった。2025年度のオープンを目指している。
「(仮称)道の駅251」は地場産品の販売促進や地産地消の推進、住民交流などを目的に、市が道路管理者の県と一体的に整備。周囲はジャガイモなどが生産されている基盤整備された畑地が広がり、市民投票の結果、愛称は「いいもりじゃがーロード」に決まった。
鉄筋コンクリート平屋の建物2棟からなり、このうち市が直売所などが入る地域振興施設を、県が休憩・情報発信施設を整備する。延べ床面積約1460平方メートル。約140台分の駐車場を備える。総事業費は約18億円で、市の負担分はこのうち約14億3千万円。
安全祈願祭は市が発注した工事の施工業者が主催し、業者や市、市議会、地元から関係者が出席。大久保潔重市長はあいさつで「この道の駅が新たな地域振興の発展につながるように、地元と協力しながらさまざまなチャレンジをしていきたい」と述べた。
長崎・諫早市に初の道の駅「いいもりじゃがーロード」 2025年度開業へ工事の安全祈願
2024/03/12 [11:00] 公開