県産ブリ・マグロをPR、長崎市役所レストランで特別ランチ、8日まで 県漁連

2024/03/06 [12:20] 公開

ブリの大根煮と山かけ風の中落ちマグロ=長崎市役所

ブリの大根煮と山かけ風の中落ちマグロ=長崎市役所

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 全国有数の養殖生産量を誇る県産のブリとマグロをPRしようと、長崎県漁連は長崎市役所レストランで期間限定の特別ランチを販売している。8日まで。
 水産庁が魚の消費を促す目的で毎月3~7日に定めた「さかなの日」に合わせ、初めて企画した。2022年の統計で、本県のクロマグロの養殖生産量は7233トンで全国1位。2位の鹿児島に2倍以上の差をつけている。ブリも6618トンで全国5位。県漁連によると、どちらも海外や県外向けの出荷が多く、県内ではあまり食べられていないという。
 ランチは1日150食の予定で1食600円。4、5日は「ブリの大根煮」と「山かけ風の中落ちマグロ」を提供した。メニューは日によって変わり、6、7日は「ブリのブイヤベース」と「グリル野菜とマグロのクリームバジルあえ」、8日は「ブリとキノコ、小松菜のオイスター炒め」と「マグロワサビじょうゆ漬け、冷製うどん」を出す。
 県漁連事業推進部営業課の髙橋和歌子さん(25)は「魚の消費量が落ちている。長崎にはおいしい魚があると知ってもらい、もっと食べてほしい」と話した。