バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の長崎ヴェルカは23日、長崎市のVスポーツベースナガサキで池松ほのかアシスタントスキルコーチによる「ワンハンドシュートクリニック」を開き、参加した女子小中学生35人がシュートの基本を教わった。
池松コーチは熊本国府高卒業後、全米大学体育協会(NCAA)1部のロバート・モリス大学に進学。帰国後、女子日本リーグ(Wリーグ)の山梨で1年間プレーした後に、Bリーグチームの通訳などを経て、今季ヴェルカに加入した。
現在、日本女子バスケット界は、ボールを両手で持ってシュートするツーハンドシュートが主流だが、海外ではワンハンドシュートが主流。子どものころからワンハンドを練習することで力も付きやすくなるという利点もあるため、池松コーチは「将来、海外でプレーする際に有利になれる。海外に挑戦する子のきっかけづくりになれば」と今回の企画に至った。
クリニックは全3回に分けて行われ、今回が2回目。子どもたちは肘をボールの下に入れること、シュート後に腕を最後まで振り切ることなどシュートの基礎基本を丁寧に教わった。
参加した戸町小6年の田中悠月さんは「基礎的な部分までは普段教わらないので、すごくためになった」と満足した様子。池松コーチは「今後も海外に挑戦したい子どもの手助けをしていきたい」と意欲的だった。
長崎ヴェルカのコーチが教室開催! 女子小中学生が基本学ぶ 海外見据えシュートを指導
2024/02/25 [11:15] 公開