長崎マリオットホテル　ウエスト総支配人が退任へ　後任は未定

　1月に開業した長崎市尾上町の長崎マリオットホテルの総支配人、サイ・ウエスト氏が19日で退任することが7日、分かった。後任は未定だが、当面は吉満啓一郎副総支配人が業務を代行する。
　同ホテルによると、退任は「一身上の都合」。運営会社であるJR九州ホテルマネジメントを退社する。
　ウエスト氏は英ロンドン出身。1990年代に外国語指導助手（ALT）として五島市の高校と長崎市の中学校に勤務した。その後、世界最大のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルで法人営業のマネジメントやエリアディレクターなどを担当し、昨年4月にJR九州ホテルマネジメントに入社。長崎マリオットホテルの総支配人として、開業準備を指揮した。
　同ホテルは1月16日開業。JR九州が国内で初めて外資系ホテルと組み、新築した長崎駅ビルの7～13階で運営している。