文部科学省の2022年度学校保健統計調査(5~17歳、22年4月1日現在)で、全国平均と比べ、長崎県の平均は、身長がほとんどの年齢で男女ともに下回った。体重は男子が下回り、女子が上回った。県が28日、発表した。
平均身長で全国より低かったのは女子が5、7、8、10、12~16歳。男子は15歳は全国平均と並んだが、それ以外は下回った。平均体重は、女子は5、7、8、10歳を除いた年齢で上回り、男子は16歳を除き全国平均を下回った。
本県で、過去最高か過去最高と同じだったのは、平均身長が男子8、10歳、女子6、9~11、17歳、体重は男子が8、10、12~14歳、女子が6、9~11歳。
平均身長を各年齢で比べると、男子の11歳と12歳で最も差が大きく、7.4センチ。平均体重は、女子の10歳と11歳で5.8キロの差があった。
調査は健康診断の結果に基づき集計した。健診は例年4月1日~6月30日に実施するが、新型コロナウイルスの影響で、年度末まで延長した。県は「時期が学校によって違うため、過去の数値と単純比較はできない」としている。
長崎県内の5~17歳 平均身長ほぼ全国下回る
長崎新聞 2023/11/29 [11:00] 公開