長崎市新小が倉2丁目のさくら幼稚園、さくらんぼ保育園(中通美津子総括園長)が9月30日の運動会で飛ばした風船メッセージに、大分や愛媛から返信があり、園児たちは早速お礼の手紙を書いた。
園児から盛大に見送られた風船はその日のうちに、小さな娘がいる大分県のママさんの元へ。10月半ばには、約300キロ離れた愛媛県中央部の久万高原町で見つかり、発見者が現地の幼稚園に届けたという。
「どんな所かなぁ。行ってみたいね」。遠い場所を想像しながら、覚えたてのひらがなで書いた「ありがとう」にクリやドングリの折り紙を添えて。風船の気まぐれでつながった人々に、今度は宛名を書いてお礼を伝える。
お礼の手紙を書いたよ 運動会で園児が飛ばした風船 300キロ先と縁つなぐ
2023/11/13 [11:00] 公開