長崎県長崎市の諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」の演(だ)し物を市内の幼稚園、保育園児らが披露する「第31回ちびっこくんち」(実行委主催)が28日、市中心部であり、子どもたちのかわいらしい演舞に盛んな歓声が送られた。
1990年の長崎旅博覧会をきっかけに始まったが、2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いていた。今年は「長崎くんち」の再開に続き、子どもたちの秋の風物詩も4年ぶりに復活した。
園児たちは賑町の中央公園を出発し、アーケードを元気よくパレード。新地町の湊公園に到着すると、待ち構えていた保護者らの前で演し物を披露した。今年の演し物は▽桐ノ木保育園=本踊り▽諏訪幼稚園=傘鉾(かさぼこ)、コッコデショ、鯨の潮吹き▽認定大浦保育園=本踊り▽長崎北保育園=龍踊り▽花園こども園=鯱(しゃち)太鼓-。ステージには踊町を盛り上げる「白ドッポ」にふんした子どもたちも登場。見物客に「モッテコーイ」や「ショモーヤレ」などの声援を促した。
ぼくらの出番も4年ぶり!「ちびっこくんち」に歓声 長崎
2023/10/29 [11:30] 公開